パチンコやスロットを辞めれない理由

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パチンコやスロットを辞めれないわけ

なぜトータル収支はマイナスになる事が判っているのに人はスロット、パチンコを止めれ ないのでしょう。

 

明らかに中毒性があると思います。

 

一度味わったおいしい思いや、 興奮は人間の脳に潜在意識として刷り込まれて習慣を作り出すのかもしれません。

 

善意的な考えではエンターテイメント性とは相反して、ある意味では人の心理をついた悪意のあるお金をむしり取る側面があるビジネスモデルといえるかもしれません。

 

財布の中のお金が無くなるまで続ける人がいます。

 

はっきりいってバカですが、私にも心あたりはありますし、同じ事をしていたので気持ちはわかるのです。人間熱くなるとみさかいがなくなるものですよね。すごい大連荘したときの興奮をまた味わいたいという想いも働くのでしょう。

 

覚醒キングが破滅的スロッターになったように、人間は自己破産や家庭崩壊など悲惨な事にならないと止まれない場合もあるのかもしれません。過去には母親がパチンコに夢中に なり、子供が車内で熱中症などで亡くなる事故等の悲しいニュースがありました。

 

熱中する気持ちはわかるのですが、人のする事ではありません。わかってても止めれないのがギャンブルですが、このページを読まれた方は何かを失う前に何かに気付いて欲しいと 思います。私もこの先どうなるかはわかりませんが気をつけたいです。

 

何かに熱くなるのは悪い事ではありません。ただしギャンブルはほどほどに、趣味や仕事、人のためになる事であればたくさんがんばればいいと思います。

 

心理学的に考える

実はパチンコやスロットを辞めたいと思っているのに辞めれないのは心理学的な用語でコンコルド効果という人間に心理現象があります。

 

簡単に説明すると、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。

 

この例で行くと金銭的な投資を回収しよういう心理が働いているわけです。

 

自分の頭の中ではこのまま続けても負けるだけとわかっていても、深層心理では損切りが出来ない状態になるという事です。

 

恋愛の場合は執着してストーカー行為に発展するわけです。

 

パチンコやスロットの場合は行きつく先は自己破産や法律に違反してまでお金を作ろうとしたり、身体を売るなどの結果になる人もいるわけです。

 

どうやって辞めればいいのか

パチンコやパチスロを一定の負ける割合で、時間をつぶすのに楽しむ感覚できちんとコントロール出来ている人は別に人生に支障はないので、続けていくのもありです。

 

ただ辞めたいと思っていても辞めれない依存症の人は何とか辞める方法を考える必要があるわけです。

 

行きつくとこまでいけば辞めれる可能性が高いですが、闇金などと関係すると命のリスクすらあるわけです。

 

まずは何故自分はパチンコをしているのだろうかという事を深く考えてみる事です。

 

暇つぶしなのか、満たされない何かの代替え行為なのか、お金が欲しいのか、興奮がしたいのかなどです。

 

自分に偽りなく本当の理由を導き出したら、お金を使う必要がない事や、金額的に安く出で済む事での代替え案を考えるというのも1つの手です。

 

難しい話ですが、本当によく考えて決断する必要があります。

 

後は自分の人生をどう生きたいか、どうなりたいかを一度深く考えてみるのもいいかと思います。パチンコで負けてイライラするのをこの先一生続けるのかとか、この無駄な時間は本当に自分のやりたい事なのかという事を例え何時間でも悩んで考えてみる事です。

 

井上雄彦さんの名作漫画「スラムダンク」で三井寿の名シーンでの心理描写があります。

 

「なぜオレはあんなムダな時間を・・・」

 

あの場面で三井寿は後悔していますが、考え方によってはこの後悔があるからこそ、この先の人生で間違った選択をしないで輝いていける可能性もあるわけです。

 

現実社会でも強い人や偉人は逆境をバネにして困難を乗り越えています。

 

コンコルド効果は強い意志と決断で断ち切れます。そして後悔はエネルギーにする事も可能なのです。本当に自分がこの先何をしたいのかや、どうなりたいのかの自問自答を続けた時に答えが出るかもしれませんし、自分が尊敬できる人に巡り合えた時に答えが出る場合もあります。

 

パチンコやスロットを辞めたいと思って辞めるのは困難なようで簡単でもあるのです。

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